✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■9/28(土) 断酒1061日目 ①睡眠メチャクチャ。でもいいサイトめっけ。

■現在6時をまわったところ。

痛みに耐えつつうとうとしただけで、寝ていないも同然。

しかし痛みはほぼ9割方引いたし、そもそも痛みのピークが軽めだった。

昨日打ったステロイド注射の効果? などいろいろ考えていたが、やはり局所にしか効果がないと考えるのが普通だろうから、

単純に、おととい眼科と皮膚科と買い物で朝から晩まで出かけてしまった影響が少なくなったと考えた方が素直だろう。

(病院の待合室で待つ時間が長く、歩数はさほどでもなかったのだが、やはり4日前の大磯散策の疲れが完全にはなくなっていなかったのだろう)

 

となると、なぜステロイド注射が効かないのかについては先生に聞くしかないとして、副作用としては骨がもろくしたり、骨粗鬆症を引き起こす可能性があるとのことなので、そんなものを長期にわたって打ってもらうわけにはいかないので、やはり昨日書いたよう似ぜひとも漢方薬の処方をしてもらいたいと思っている。

 

しかし本当に、なぜ効かないんだ?

もしかしたら、放散痛とやらで、痛みの根源は別のところにある場合(僕の場合は腰)、神経がおかしくなって膝が痛いと思っているけれども、実は痛くないとか……

 

いずれにせよ、治療としては、漢方の浮腫&疼痛をとるという「薏苡仁湯」などを服用するか、あるいはペインクリニックに行って麻酔ブロックをするかの選択しかないと思うけれども、市役所におとといも念を押されてしまったのは、

「同じ病気で違う病院に同時に通うことはできない」

のひと言。

試しに行ってみることすらできないので、この辺りは交渉次第ということになる。

セカンドオピニオン、サードオピニオンで大病院に行った時も、

「試しに1回だけ行かせてみて欲しい。とにかくつらくてたまらない」

と行ってなんとか行かせてもらったから、なんとかなるとは思うのだが、いずれ

「神経痛を治すのに、どっちのクリニックを選ぶのか」

ということになってくるだろうと思う。

その場合、これまで僕が行った範囲では、漢方を快く処方してくれるのは「奥医院」でしかなく、藤沢の麻酔専門の先生がやっている「上里内科クリニック」では漢方薬の処方をやってくれる可能性はかなり少ないと思う。

西洋医は、よほど問題意識を持って勉強しない限り、漢方薬についてはまるで門外漢だからである。

もちろん念のため、上里クリニックに電話して確認はしてみるけれども。

 

■さて、それではこれから数時間睡眠をむさぼる。

今日明日の藤沢市民まつりはやめておいた方がいいな。また来年。

ただ、歩いてすぐの海浜公園でおこなわれるライブメインのおまつりには、ふらふらと出かけて目を覚ましてくるかも知れない。

本当に気持ちの良い秋晴れとなるそうだが、我が輩にはあまり関係がなかった……残念だな。

 

■昨日も書いた漢方薬「薏苡仁湯」の商品説明のところに、

 「起床時や天気の悪い日には重苦しく痛み、」

とあったように今日は睡眠が完全におかしくなってしまって、短時間の寝たり起きたりを繰り返していたために、起床時の疼痛がなんども続く。

つまり、目が覚めたときはずうっと疼くような痛みが連続して続いている感じ。

もう痛みというより痛がゆくてもじもじしてしまう感じで、なんとも表現のしようがないのだが、体内部の傷をしっかり抑えたくても手が届かなくて……といった感じなのだ。

こうなると、まだ歩いたり軽い家事でもやって動いていた方が気がまぎれる。

 

気がまぎれるといえば、昨夜見つけた

「謎の神経痛克服記」

という僕にぴったりのサイトがあって、

(http://sinkei.medjp.com/index.html)

そこに、神経痛対策のひとつとして、

「別の痛みで打ち消す[

つまり痛みを中和する方法があるとの記述があり、具体的方法として、カプサイシン

を肌に塗って、濃いにヒリヒリする感覚を与え続けるのだという。

「サロンパス30ホット(温感)」というのが、20枚で600円と安く、カプサイシン軟膏と同じ効果を得られるという。

このヒリヒリ感を持続しておけば、痛覚はそちらに注意が向いてしまっているので、突然の神経痛の痛みが生じても、軽く感じるというわけ。

これをさっそく試してみようと、これからドラッグストアへ。

 

毎日8時過ぎから予感のようなものを感じ始め、あわてて「リリカ」の4錠目を服用するのだが、そんなものでは発作は治らず、それが9時10時と悪化していって、ピークの状態が早くて2時、遅ければ3時まで続くのだから、その前に温湿布を貼ってみようと。

 

もうひとつ、「疼痛域値」という医学用語があって、これは痛みに対する抵抗力をいうのだそう。この

疼痛域値を高めるためには、痛み止めのクスリやマッサージといった療法だけでなく、患者が精神的にプラス・前向きな感情を持つことでも高まることが立証されているのだそうだ。

 

具体的には、友人などと楽しく談笑したり、あるいは「痛みなんかに負けないぞ」という強い精神力を持つことなのだそうだが、サイトの作者は、

「私の場合、夢に向かって青春を捧げるスポ根ドラマとか、プロジェクトXのような困難に命がけで立ち向かうドキュメンタリーを見たりすると、すごく勇気づけられて、自分も頑張らないと!という強い気持ちになります」

また、

「重い病気に苦しんでいたり、大きなハンディを背負って生きている人の話を聞くと、自分は凄く恵まれていると思い、少々の痛みで愚痴ることなど恥ずかしいと、背筋が伸びる思いになります」

とも。

 

僕が痛みの発作の時間帯、アクションからコメディーからサスペンスから、あんまり考えないで単純に楽しめそうなDVDを借りて来て観ているのは、まさにそれだったというか、そうしなければひたすら畳の上でウンウンとうなっているだけだし、時間も長く感じるだろうし、自然とそうした気のまぎれることをやっていたのだと思う。

 

「気」の問題というのは「病は気から」となんだか病気を軽く見る方向で語られることが多いが、一方で「力は山を抜き、気は世を蓋う(オオウ)」という楚の覇王・項羽の言葉もあるではないか。

と、自ら折れがちな心を奮い立たせたものの、項羽はその後間もなくひとり漢軍の中に斬り込んで自ら首をはねて死んでいったが、神経痛とはこれから何年ものお付き合いになるようだ。

うーん、実はもう4カ月で音を上げているんだけど……(-ω-;)。