✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■9/27(金) ②誰も行かない大磯散歩(3)

■例によって、痛みはピークに達しつつアリ。

しかしながら、ひかり電話を申し込んだら、確認のメールをくれというメールが来たので、それをひととおり書いて送信したり、さらにはいちおうワープロソフト(『一太郎 承』を使っている。ATOKも新しいの買えないなあ)を開いて、遅れに遅れている作品のいちおう開いてみる。

両足の膝、向こうずね、足の甲、太腿前面という順番の痛さに注意力が向いてしまって、まったく書けない。

仕事がしたいのにできないというのは、これは精神的な苦痛だ。精神性神経障害だ。

 

■あれ? 僕が観た『シャーロック・ホームズ』、2弾目の新しい方? (|| ゚Д゚)

 

■それはさておき大磯第3弾。

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左手が滄浪閣、右手が見ての通りマンションだけど、けっこう古くて、それでいてどっしりとしていて、大地に根付いたようなイメージ。

静まり返ったマンション、ほとんどのベランダに住人の痕跡があったけれども、どんな人たちが住んでいるんだろう。

 

おっとその前に、トンボが乱舞していた道をしばらく行くと、そのままずうっと西湘バイパス沿いの散歩道になってしまうので、途中で曲がっていったん国道1号へと戻り、そこを左にまがると滄浪閣に出るのだ。

 

実はどうも景色が違っているように見えていたのだが、近づくと、巨大マンションの建設現場に囲いがしてあったのである。

かなり宏大な敷地で、それがふたつも隣り合っている。

海を見渡せるマンションということで、どこぞのオーナーがゼネコンなどに売ってしまったんだろうなあと、極めて残念。

記憶では、かつてここに大きな建造物と庭があったような気がしたんだけど……

 

そこを右に曲がると、こぢんまりとした(とはいっても200坪近いような家がごろごろ)住宅街に出るのだが、そのあたりもしっとりとした雰囲気で、自然に完全に溶け合い、すでに歴史のひとつになっているようだ。

「洋」の建築は、先ほどのマンションのように、かなり重厚に作らない限り、時間を経るごとにただ「古く」なって、廃墟としか思えなくなってゆくものだが、「和」の建築は、時間を経るごとに自然に溶け合い、同化していくのではないかと思う。

何十年も、あるいは百数十年かかってその域に達するのだ。

 

その長い時間を破壊するのは一瞬。

どこのバカモノだか知らないが、oiso市が景観を保全する活動に熱心で、滄浪閣が西武プリンスから大手ゼネコンに売却される時にも、いろいろな法律を駆使して保全の努力をし、県にも訴えかけて、優先的な譲渡の交渉権を得るなどしたし、吉田茂邸がじかで燒失してしまった現在も、「再興基金」を設立して寄付金を募り、あるいは緑のトラスト事業を行って、苗木一本ずつを有志に買ってもらって植樹するなど、闘う市役所であるのだが、その努力を台無しにするような形でゼネコンに売ってしまった土地の所有者はどこのどいつだ!!!

と、建設地にぶら下がっていた看板を見てみたら――

 

東京電力だった。

 

(-ω-;)。

もうなりふりかまわず日本を壊していくのかよ……。

(旧吉田茂邸再興基金 http://www.town.oiso.kanagawa.jp/sangyo/yoshidatei/bokin/1358918132607.html)

 

それはさておき、小径の続き。

しかしいいなあ。舗装されていない土の道路って。

大地の匂いが樹々や草々の匂いと入り交じって、とても穏やかな、これが人間と自然との折り合い点じゃないかな、落としどころじゃないかなという、安らいだ気持ちとなる。

 

その小径が三叉路となっている角に、先日書いた大きな大きな石でできた洋館がある。

大きすぎて僕のカメラではムリ。

忘れちゃったんだけど、三越だか三井物産だかの大番頭と呼ばれた人の別荘だったらしい(次回大磯散歩を実行したとき、観光案内所で聞いてみるつもり。もしくは役場もとんかつ「はやし亭」の一本先の近くだし(;^ω^)。

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足痛いのピークだし、座っているのがツラクなってきたので、この続きは明日か明日以降(そんなに引き延ばしてどうする……)。