✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■明けて9/7(土) ③夜中型に戻る決心。

■これだけ痛くて、原稿を書くのはもちろん、本を読む気にもならず、ただひたすらDVDを流し観たり、テレビのくだらない番組を観ながら、ふくらはぎのマッサージをしたり、パンパンに張った足の甲のよぶんな水分を上へ押し上げる作業をしたり、あるいは足つぼだの、時に腹筋、腕立てなどをして(肝硬変による筋肉の分解や、アンモニアの処理能力維持~増強のため)過ごしているが、なぜか12時ぐらいまで苦しんでいたにもかかわらず、夜中に突入してくると、とたんにすっきり、痛みが飛んで行く。

 

これは安静にしている時間が長いからかも知れないのだが、なんだか、ここで原稿を書くべきではないかという気がしてきた。

そして3時でも4時でも、たまらない眠さが襲って来たときに寝ればいいのではないか。

そして好きなだけ寝て、午後の時間にこそぼうっとDVDなんぞ観ていればいいのではないかと。

 

これは、なんとか抜け出したいと思って15年以上闘ってきた朝方への移行の努力を、完全にムダにしてしまうのだが、もともと宵っ張りだし、もしかするとそれが自分のベストサイクルのような気がしないでもなかったのだ。

 

ただし緻密で冷静な文章は書けず、ファンタジーであるとかあるいは切った張ったの時代小説であるとか、荒唐無稽のストーリーに向いている、そうせざるを得なくなるのだが、これはなるべく夕方、ようやく眠気が完全に去って頭が冴える短い時間に、考える時間、あるいは昨夜書いた原稿を読み直す時間を作れば、なんとか辻褄はあうのではないかと。

(なぜか夕方まで調子が良くても、夕食を食べてしばらく休んでいるうちに、腫れがマックスまで膨張して、痛みも最高潮に達してしまうのである。これは想像だけれども、朝起きててから夜までに、どれだけ体を疲れさせてしまったかの総括なのではないかと……つまり、体全体が修復の時間に入って、悪いところを治そうとするから、血流であるとか、筋肉の動きであるとかが鈍くなって、それで腫れがひどくなるのではないだろうかと思うのだ)

 

しかし悔しいな。

明日から(というよりもうすでに今日から)実験的にやってみるつもりだが、何時に寝て何時に起きるという、いろんな組み合わせの工夫や努力が、まるっきり成果をあげなかったのだから。

やれセロトニンがどうとかメラトニンがどうとか、朝の光を浴びるとか、ひどいときには医者で睡眠導入剤や睡眠薬を出してもらったりしていたんだけど。

 

でもまあ考えてみれば、そういう面倒なことを一切しなくて済むといえば済むわけだし、寝たいときに寝て、起きたいときに起きればいいかと思いついたのだ(←どこまでも前向き)。

 

事実、今も痛みはまったく感じないし、3時直前になってようやく眠くなり始めたところだから、たとえば12時ぐらいから3時までの3時間、しゃかりきに書いてどこまで行けるか、試してみるのも悪くないだろう。

(なんだか野坂昭如先生の執筆の仕方に似て来ちゃったな。先生、酒が好きだったから、パーティーとか文壇バーとかでもしこたま飲んで帰宅していたし、その後、

「僕は寝ます。君はタクシーを呼びなさい」

といって書斎の方向に去って行ったのだが、エッセイを読むと、2時間寝ては2時間起きて書き、また倒れて2時間寝て……みたいな生活パターンを繰り返していたのだという。その間奥さまは、ぐっすり寝ていたからわからなかったわーでオシマイだったそうだ(-◇ー;)。まあ奥さまも朝まで飲むのが大好き人間だったから、奥さまの場合は寝ていたというより、酔いつぶれだったんだけど……(-ω-;)。

 

三つ子の魂百までというけれども、僕の場合は高校生の魂百までって感じだなあ。し

 

■いや、待てよ。困ったことがあるぞ。

それは、肝臓病の患者にはもっとも重要な食事の時間(もちろん栄養のバランスが第一)だ。

昼の10時過ぎにぼうっと起きたとして(まさに今日というか6日の朝がそうだった)、朝食は12時ということになる。

すると、6時間後に昼食を摂るとして、それは夕方の6時。

さらに夕食は夜の12時ということになってしまう。

 

夕食は普通通りの食事をして、睡眠中に肝臓が飢餓状態にならないよう、寝る2時間前にアミノレバンを飲むのだが、すると4時に寝るとしたらこれが深夜2時ということになる。

 

うーむ……こりゃどう考えたって自然の摂理に逆らっているというか、体に悪いんじゃないか??

 

しかし昼夜逆転の生活を送ること自体がすでに体に悪いんだから、ま、いっか(←昔はあれほど思い悩む性格だったのに、脳症のおかげだろうか、妙に楽天的になったというか、もともと極楽とんぼで夜はガーゴー寝られていたのだが、その昔の状態に戻っただけなのかな……それともちょっとおかしくなった? 

ステージⅠにおける症状のひとつ、「多幸感」だったらイヤだな……でも、先生はもう脳症状態はとっくに脱しておると言っていたんだけど……もしかしたらその時の脳のダメージが残るとか??)。

 

しかし朝の4時寝の11時起き、12時に朝食なんて、やっぱりダメかなあ……(←気の弱さ、くるくる変わる考え方は、ちっとも変わってない)