✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■9/2(月) ②まるで地元グルメのブログみたいになっちゃったので、反省の上、オシマイ。

■とにかく膝が痛いので、自動販売機でミネラルウォーターを買って、路上で鎮痛剤を飲む。

ふええ……膝は痛いわお腹空いたわ。

 

次に向かった和食の店というのが、「おか田」という路地にある和食店。

2年ほど前、別の友人と偶然入った店なのだが、ご夫婦ふたりでやっているしっとりとして落ち着く店で(僕はカウンターよりも椅子席の方が好き。寿司屋もそうで、よほど相性の合う職人さんは別だけど、食事中は友人以外とはあまりしゃべりたくないのだ。

「食べることは自分のセックスを見せることに等しい」

と作家の野坂昭如さんはおっしゃっていたけれども、確かに食事=セックス説というのは、男女がいっしょに食事をする行為の裏に、本能的に隠されたものであるというとても興味深い説にも通じるものがあると思う。

 

それはさておき、「おか田」が開いているなら、それはそれでよかろうと舌なめずり。

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灼熱の道すがら、それを聞いたOくんもよだれを流す寸前(-◇ー;)。

なにしろ湘南というのは、懐石だの京風だの、和食店が意外と少ないのだ。

ところが……

暖簾が出ていない。

げげげ。

悪い予感がしたが、いちおう扉を引いてみてもビクともしない。

うわあん……夏休みだここも。

もしかすると、湘南の夏が終わり、サザンオールスターズの13年ぶりの茅ヶ崎凱旋の興奮も冷め、いっせいに夏休みをとっちゃったみたいなのだ。ぐっすん……

 

■「ランチ難民」と化した我々は、寿司屋にするか、タイ料理にするかいろいろ候補を挙げた挙げ句、両方とも却下。

寿司屋は和食店の何倍も生ものが出てくるし、それは免疫力が極端に落ちている僕の肝臓を直撃する確率が高くなってしまうし、暑い時には辛いものとはいっても、さすがにここまで暑いと湘南一うまいと思う「チョークディー」はほんとに辛いから、まず絶対に食べられないとあきらめてもらう。

で、とにかく駅の方に歩こうと、歩きながらここはどうだろうと良さそうな店を物色してみても、またもや夏休みだったりして、どうなってるんだ白昼のchigasaki。

「もう、ここでいいよ。そこそこ辛いし、そこそこ旨いし、店員の態度はサイコーだし」

と、意識せずに通りかかった無国籍料理「ジャミン」に、オアシスを見つけた砂漠の放浪者のごとくなだれ込む。

Oくん、

「もうダメ」

と、キンキンに冷えた生ビールを。

いいなあと思いつつ、僕はライチジュース (-ω-;)。

暑いからなにが食べたいのかわからないのでと、しばらくオーダーを待ってもらっているうちに、ようやく人心地。

で、もうこれでいいやと食べたのが、ベトナム風まぜご飯のランチセット。

「大盛り無料ですけど!」

と店員の男の子に言われて、

「いえ、小盛りにしてください」

というと、男の子、

「えっ!」

と、信じられないものを見たような驚きの表情。そこまで驚かんでも……。

 

でもこれが、chigasakiの若い客とりわけサーファーが多い店によくあるサービスで、とにかくもともとすごい量の料理をさらに大盛りにして値段変わらずというところが多い。

油断してると、中高年は死ぬ。

北口の「横浜飯店」という行列のできる旨いんじゃなくて大盛りの店(-◇ー;)で名物肉そばを食べたときには、これで間違って大盛りを注文していたらほんとに死んだだろうと思うぐらいの量。

でも若い人たちは例外なく大盛りなんだよなあ……

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(んでもって、若者はこれを旨い旨いと言って食っているのであるが、別に取り立てて旨くはないし、ましてや店の外に立って並ぶほどじゃない)

でも「ジャミン」はちゃんと美味しいのでご安心を(って地元ブログか!)。

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(グーグルの画像だけど、なにしろこういうノリの店だからばってん)

 

小盛りにしても十二分過ぎる量の。タイ風まぜご飯」。小盛りの半分しか食べられず、しかも食後はよけい頭が痛くなって、とにかくコーヒー飲もうぜと、珈琲倶楽部南口店へ。

今年初めて食べるこの店特製のかき氷でようやく人心地(珈琲倶楽部の北口店とは、名前は同じでも、個人経営で微妙にメニューが違うみたい。たぶん兄弟弟子みたいな感じなんじゃないのかなと)。

 

不思議なことに、とたんに痛かった膝が治る……つまり体を冷やせば良かったという、ただそれだけの話だけだったような……。

 

■なんか暑さで頭をやられたせいか、つまんない話ばかりぐだぐだ書いて来たことに気がつき、この項オシマイ。