■8/29(木) 断酒1031日目 ★更新継続中……
■深夜寝たり起きたり。ぐしゃぐしゃ。
8時にとりあえず起き出して、様子を見るも、やはり足はぱんぱんに膨れたまま。
カルニチンやATP(エネルギー)についての補酵素などを検索して勉強していると、やっぱり2時間ぐらいして痛み始める。
主治医のロキソニンを1錠。
昨日気がついたのだが、主治医が夏休み中、痛くてたまらずたのクリニックに行ってもらったカンファタニンというジェネリックの鎮痛消炎剤、ロキソニンと成分はまったく同じにもかかわらず、なぜかロキソニンの方が効くような……理由不明。
睡眠時間がめちゃくちゃだから、ぼうっとしてしまって、だらだらと昼食までを過ごす。
なんだか皮膚に発疹が出て来て(脂漏性皮膚炎と言われている鼻の周辺と、足首)、たぶん長期間にわたってイヴとカンファタニンとロキソニンを服用しているせいらしい。
(副作用の項に書いてあった)
だらだらしていても仕方ないのでシャワーを浴び、髪とヒゲをやっつけてさっぱりしてから読書。といってもお医者さんの書いた健康本。
100日だけ動物性たんぱく質と塩分を制限し、その代わりに大量の野菜と果物を摂ると主張してある。
やってみようかなと思ったが、以前「グリーンスムージー」をやっていた時、エンゲル係数が跳ね上がったのと、体が冷えるので、冬をきっかけに中断してしまっていた。それを再開するだけで違うだろうな。
もうアミノレバンといい、主治医の説くところのコーヒーのがぶ飲みと(コーヒーポリフェノールであるクロロゲン酸が肝臓に好影響を与えるという)、まるで栄養素を水で溶かして飲むという、いまどき宇宙飛行士だってこんな食事してねーだろーってな3食と貸しつつある。
少し休憩したら、がんばって、ゆっくり歩いて、テラスモールのDHCショップへ。ショップかネットでしか購入できない「カルニチン」を買い、処方薬のカルニチンと併せ飲むことによって、摂取量を増やしたいのだ。
というのは、先生から処方されているLカルチン錠は1錠300ミリグラムだから、1日900ミリグラム。
ところがカルニチンをクスリとして飲む場合には、製造元の大塚製薬のホームページによれば、1日1.8~3.6グラム(1800~3600ミリグラム)が基準値なのに、その最低値のさらに半分にしか満たないのだ。
4月23日から処方されて服用を開始したものの、なかなか効かないと訴えていたのだが、先生は、
「肝硬変なんだからそんなに簡単には効かない」
と言うのみ。
でもLカルチン錠は、肝臓病患者に大きな助けとなるんだよなあ。
肝性脳症の予防にもなるそうだし、その他ガンの抑制も期待できるという研究発表もあるし(どんどんクスリとサプリに詳しくなっていくワタシ。この時間を原稿に費やせば……とは思うが、これだけ体がつらいと、やっぱり納得せずには気が済まないのだ)
さて、あと30分ぐらいしたら出ようかな。
■3時半のバスで出て、つい10分近くまえ帰投。
足は腫れたが、痛みは出ない。もうロキソニンの鎮痛効果は切れている時間だろうに。
もちろん安心はできなくて、外出すると、夕食を食べ終わったあたりから痛くてたまらなくなることはあるんだけど、膝の具合といい、少し良くなったかな? という感触(希望的観測か)。
■行きのバスに座っていると、海浜公園にほとんど人気がないのに気がつく。
ああ、もう夏休みは終わったんだな、子供たち。
ところが次のバス停で、親子連れが大量に乗り込んで来た。一日中プールで遊んでいたらしく、小学生はみんな洗い髪のまま。
陽に焼けて、顔を紅く染めながら、濡れた髪の毛を持ち上げたりとかしたり、友だちと行く最後のプールだったんだろう。
■帰りは帰りで、行きに倍するようなおそろいのTシャツを着た子供たちが、3人のお母さんらしき引率者に連れられて。僕ら一般の乗客を先に乗らせた上で、大量に乗り込んで来た。
バスの中は大ラッシュ。
こちらは団体でどこかへ出かけて、帰るところなのだろうが、おそろいのTシャツって、どんなクラブなんだろうな。
僕はそうした団体行動というかクラブとか草野球とか、入れてもらったことがないから、いつもそうした子供たちを見ると、うらやましくてしかたがない。
小学校のころから越境通学で、多くの友人たちのテリトリーから離れていたこともあるし、弟そっくりのレッテル貼りにして進歩主義者の父が、
「ライオンズクラブだのロータリークラブだの、地域のボスが集まって、自民党と結託して悪いことばかりしてる団体だ」
と、ボーイスカウトにも入れてもらえなかったから、ますます友人と遊ぶ機会を失って、独り遊びばかりしていた。
そのころから鍛えられたから、こうして独りで生活していても、さほど堪えないのかも知れないな。
ただし子煩悩だから、子供たちのことは別としてだけれども。
■少し前までは、上の息子が就職する年と、娘が大学に入る年とが重なるから、春休み、どこか3人で出かけたいと夢見ていたものだ。
ある程度長期の旅行を3人そろってするなんて、もう最後のことだろうしと。
しかし上の息子とはひょんなことから行き来がなくなり、就職先はわかるけれども、どこに住んでいるかさえわからない。
もちろん携帯の番号もメールアドレスも。
だから結局は不可能だったのだが、そのお金として、20万円だけだが、とっておいた。
マイレージを使って、シンガポールかバリ島ならなんとかなるんじゃないかと。
しかし残った娘の方は、滑り止めの大学を蹴って浪人したから、結局実現不可能だったのだが。
その20万円ちょいは、娘の春期講習と予備校の前期講習費、交通費に消えてしまった。
そうなる運命だったのだとあきらめるしかないし、僕自身が会社を辞めるという選択をしたのだから、因果応報とでも言うほかないのだろう。
■今日から痛みが引き始めれば、ただちに原稿に戻る。
遮二無二書いて、なんとか来年夏~秋の旅行代にしたい。
そのためには何冊か書いて、生活保護で立て替えてもらったお金を全額返済しなければならないのだが(分割にできないのかとか、法的に定まっていないらしく、交渉の余地はあるようだ。
3人で出かけることは、もう生涯ないだろうが、せめて娘と2人で海外を見て歩きたい。
それが最後の願いかな。
だから、疲れようがなんだろうが、セカンド・オピニオンだろうがサード・オピニオンだろうが、ネットで勉強しようが、漢方薬局で体質を診てもらおうが、考えられるなんでもして、歩ける体をきちんと作り直しておかなければならない。
タイムリミットは、あと4年だ。