✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■8/20(火) ②家賃の催告書と金床雲(???)と。

■今日はちょっと重症。

4時間以上空けてイヴ類似薬を飲み、ずっと大人しく寝ていた(もちろん爆睡)のだが、だいぶよくなったものの、まだ膝がしくしくと痛む。

(それにしても、膝の運動障害じゃないの? と言っていた湘南中央病院の先生が、ヤブに思えてきた(-◇ー;)。まあ、人間痛いなどの不調があると機嫌が悪くなる証拠)

 

こうなってくると、娘からの仕送り、カルニチンの購入に充ててしまっていいものだろうかという気がしてくる。

やっぱり「茵鎮五苓散」などを試してみたいなあ……

とにかく痛い痛いと、診療所の夏休み明けに、先生に訴えてみようかな。

 

ああ……痛い。

 

■明日のプラスチックごみを捨てに入った帰り、ポストをのぞいてみると、都市再生機構からの封書が。

イヤな予感がして自室に戻って開封してみると、案の定、

「未払い家賃等の催告書」

なる書類が。

 

公団の家賃は3カ月分を滞納すると、明け渡しの訴訟対象となると都市再生機構の管理センターに電話をして聞いていたが、毎回出る女性によって説明が微妙に違うのだけれども、とにかく3カ月家賃を溜めた時点で、

「自動的に催告書」

が出るというから、3カ月に至った直後の翌月5日の保護費の支給日に、すぐさま市役所と同じfujisawa駅前にある管理センターに納めに行っていたのだ(滞納金は振込み不可)。

だから安心していたのだけれども。

 

5時40分まで営業時間と書いてあるので、5分前にあわてて電話をしてみたところ、この催告書を出した管理課の担当者が電話に出て来た。

事情を説明したところ、やはり担当者も生活保護の仕組みについて、これまでまったく知らなかったらしく、驚いた様子。

 

すなわち、多少の収入があったとしても、毎月の保護費や10割負担の診療費を

「市が立て替え」

ているという形になるので、すべてその立替金に充てられてしまう――つまり没収されてしまって、全額払い終えることがなければ、一生生活医保護状態が続くのだということを説明。

 

担当者もそれを聞いて、

「なんのための生活保護なんでしょうね。生活できないから保護しているわけであって、それを返すなんて初めて聞きましたよ」

と言い、今後3カ月以上溜めないように注意してくださいねと、了解した旨を言ってくれた。

 

まあとりあえずホッとしたわけだけれども、たぶんこの担当者が変わったりしたら、また同じようなことが繰り返されるだろう。

この場合、万が一訴訟を起こされたとしても、生存権を主張して抗弁はできるだろうが、確証はない。

やはりちょっといろいろ手を打たないといけないかも知れないな……。

 

■この時間ごみを出しに言ったのは、天気予報で、「金床(カナトコ)雲」についてやっていた時に、写真が江ノ島方面を向いていたから。

お天気キャスターがみずから写した写真で、今この瞬間だったら見られるかも知れませんと言ったので、見てみたいなと思ってベランダに出ると、確かに積乱雲が大きく上空に伸びて、そのてっぺんが平たくなっているような、なっていないような……

 

しかしこれがそうなら、とてつもなく巨大だ。

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うーん……どう見ても「金床」には見えない。

それともウィキペディアに書いてあったとおり、成長し過ぎて崩れちゃったのか……。

(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%A8%E3%81%93%E9%9B%B2)

いや、これはやっぱり金床雲じゃないよなあ……どう見ても巨大な筋雲に見える。

もしかしたら、もっと海の方角、つまり南の方角にあったのかも知れない。

膝が痛いし、海岸まで歩く力がなかった。

 

しかし雲が好きな人間だったら、いいデジタル一眼とか買って、毎日朝昼晩と写真を撮っていたら、面白いだろうなあ。

仕事的にも、僕は最適の職業で、いつもここにいるんだから。

 

でも、この夏雲を見たせいか、催告書を読んでもそれほどショックを受けなかった。

というより、もうこの病気で、ちょっと、どうでもいいやという気持ちになっているのかも知れないな。

 

もうみんな僕のまわりから去って行ってしまって、時々連絡をくれる元の会社の先輩や娘以外は、誰もいない。

ため息が出るときはあるけれど、そんな時には海に行って、ぼんやりと夕焼けを眺めたりすると、なんだか自分がとても小さい存在で、どうでもいいやという気分になってくる。

これは自暴自棄とはまったく違う感情というより、無感情に近い状態。

病気と闘いながら、ただひたすらこつこつと筆を進めるのみ。

明鏡止水。

最後までわかり合うことのできなかった父親が、手術室に向かう時の言葉だった。