✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■8/15(木) ②めでたさも中ぐらいなりおらと娘。

■昨夜、悲しい出来事と書いたことが、朝になって娘からのメールを読んでみると、100パーセントではないけれども8割近くまで回復したことが判明。

 

なんのことかというと、娘の塾代について、長男と実弟とのチームと闘い続けてきたということ。

昨夜の時点では、娘ももういいと言い出し、僕も弟に対して、

「これだけ揉めるのならば、白紙に戻しましょう。長男もお金が無いというなら実際上出せないわけだし(厳密には「立て替え」だから、娘が社会人になったら自分で返すお金)、貴兄のその頑なな態度で一日十通も二十通も応酬を繰り返しているとストレスが溜まって体に堪えるので」

とメールを送ったのだが、長男が娘に、塾の3科目分だけ出すとメールしてきたらしいのだ(娘としては前期同様4科目とりたかったようなのだが、もともと全員の反対を押し切って合格校を蹴り、浪人を決めたのだから、そもそも塾などに行けなかったのだから、3科目だけでもラッキーと言わざるをえない)。

 

相変わらず娘の1行メールでは詳しく中身はわからないのだが(LINEってこういう悪影響を与えてないか? 若い人に)、当初長男にはお金がないから、僕への返済を猶予していると言っていた弟の言葉と明らかに矛盾する。

恐らくは、僕と娘が、もういいとメールしたので、焦った弟が、長男を通じて聯絡させたが、実際は弟が金を出す(立て替える)つもりに違いない。

 

まあ、結果よければすべてよしだが、以前からまったく反りが合わなかった弟(死んだ父親そっくりなのだが、僕はその父親と何十年戦争みたいに闘い続けてきた。とにかく論理的にきちんとしていなければ何ごとも許さず、そこに情であるとか恕であるとかいった感覚がみごとに欠落していたのだが、その性格が生き写しなのである。一方で娘は僕や僕の母親と似ているという、これだけ遺伝子が綺麗に分かれるものかと驚く)に、

「お兄さんは頭がおかしく、妄想と感情の塊のような人間だ」

と長男に言っているので、これは元妻そっくりの長男はますます僕を敬遠することになるだろう。

まあそれでも、僕が長男の入社した会社まで殴り込んで、人事の人間を呼び出し……なんてことを脅したから、

「あの人はほんとにやりかねない」

と、弟が長男に注意を喚起したものと思われる。

 

実際、就職したかどうかの聯絡もなく、居場所も電話番号を教えるつもりはないという長男の会社に、殴り込んでやりたい憤りもないと言えばウソになるのだが、それをやってしまえば、社内にかなり悪い噂が流れるの必死だから(なにしろ生活保護で、肝硬変でいつどうなるかわからない父親を放っておいているとなったら、いくら口でいやそうじゃなくてと弁解しても、まず僕の方を信じるに違いない)、そこまで実際にやるつもりはないのだが……。

 

せいぜい本籍地から現住所への附票を請求して現住所を確認し、叱責の手紙のひとつでも送ろうかと思っていたのだが、それもなんだかどうでも良くなってきている。

 

そんな僕の本心については、弟も長男もわからないだろうから、

「カッとなったらなにをしでかすかわからない」

と、人をキチガイかヤクザのように言っているのは容易に想像がつく(実際そういった単語が弟のメールにはずらりと並んでいるから)。

 

ま、でも、そのイメージを振りかざして娘に塾代を出させたのであるから、立派な脅迫であり、その意味では結果として因縁をつけるヤクザと変わらないんだけど……(^◇^;)。

 

めでたさも中ぐらいなりおらが春っしところで、一見落着(どこがだ)。