■8/15(木) 断酒1017日目。 ①あまり一般的な話では……
■明け方足が痛くて、2時間ばかりジタバタ。半分ねぼけてたみたい。
二度寝して8時半起き。
あわてて着替えて、食事代わりのアミノレバンでその他の処方薬を飲み下し、主治医のクリニックへ。
到着9時30分過ぎ。妙に空いているので、どんどん中待合室に通されてるのかなと思ったら、先生自身による大腸検査が長引いたらしく、診療スタートは9時45分。
どうやらお盆の前に診療を受け終わった人が多らしく、先週僕が行った辺りがピークだったらしい。
人数が少ないから先生も元気。声に張りがあるし、目の輝きが違う(^◇^;)。
だからいろいろと懇切丁寧に教えてくれた。
前回(7月1日)の血液検査の結果より、数値はすべてに渡って好転。
先生いわく、
「優等生」
301もあった血糖値が、今回(8月8日測定)114(基準値の上限は109)。
処方されているテネリア錠が効いたと言われたが、僕自身も砂糖を極力減らし、炭水化物も半分以下に減らしている相乗効果だろう。
おかげで膵炎まで治ってしまった。
肝性脳症の原因であるアンモニア値も、当初173もあったのが、7月12日のアンモニアだけ特別に検査した結果が164だったのが、今回は114まで下がっていた。
基準値の上限が66だからまだまだ高いけれども、たぶんあと2カ月もしないで基準値内に入りそうな勢いだと。もう脳症の心配はないと。
そして、
「やっぱりカルニチンはよく効くなあ」
と……先生、カルニチンが大好きらしい。
(東部の先生によると、今後生きている間は繰り返すそうだが……((((;´・ω・`))) 。
その他ほとんどの数値が好転。
ただしたってのお願いをした「茵蔯五苓散」については、必要ないよと処方してくれなかった。
「このクスリはあくまでむくみを取るだけであって、痛みとは関係ない。ここまで腫れが引いてきたならだいじょうぶだし、これでむくみがとれるまではかなり長い時間がかかるよ。やっぱりなんやかんや言って、西洋薬が効くんだよ。
カルニチンもむくみを取るしね」
というような説明だった。
(ここでもカルニチン)。
では痛みはなにかと尋ねると、いろいろと説明があったのだが、ちょっと難しくて理解できなかった……。
さらに先生、「芍薬甘草湯」を与えたのだから、痛みが激しい時だけ食事前に服用していればいいと。そのうちにカルニチンが効いてきて(ここでもカルニチンが出て来た……)、そのうち痛みの根本がとれるはずだと。
■ではカルニチンとはどんなものかというと、もともと体内に存在して、細胞内で脂肪酸をミトコンドリア内へ運び、エネルギーに返還するのに必要不可欠な物質だという。
これが足りないと、脂肪酸を燃やすことができなくなり、エネルギーが不足してしまう。僕のように肝臓が悪いと、生合成が減少するし、腎臓疾患の場合もそう。
(その他栄養不良、菜食主義、透析などを原因とする)
で、カルニチンが不足することによって、筋が痙攣し(ぴくぴくっと勝手に動くかゆいような症状は長期間続いている)、筋肉痛となり(先生はこれだという)、筋力も低下するという。
さらには食欲が低下、倦怠感、活力低下につながり(すべてに自覚がある)、人によっては心不全などの心機能異常が出たり、貧血になったりするのだという。
これを補うために、大塚製薬がエルカルチン錠というのを開発し厚労省に申請したところ、あっという間に認可されて(珍しいらしい)保険が利くようになったのだとか。
だからカルチン錠は、決して脂肪を燃焼するための「ダイエット効果」ばかりではないのだ。
――とは書いたけど、サプリだとはるかに高含有で、安いんだよなあ……。
1カ月後にまた診療所に行く時は、先生に、
「いつか生活保護から抜け出したい」
旨言って、カルニチンを処方薬ではなく、自費でサプリを買いたいと言ってみようかな。
とにかく処方薬だと目ン玉飛び出るぐらい高いから……
■しかしそれはいいとして、やはり膝や足首、くるぶしなどの痛みはまた別問題。
実は今はあれだけ朝~昼間痛かったのが、ほぼ無痛に近い。
なんなんだろうなあ……