■6/21(金) ②生活保護の需給者は、全員「不正受給者」なのだろうか……
■今日は不調もいいところ。逆戻りしてしまった感じ。
脳の膜がどんどん下りてきて、後頭部だけじゃなくて側頭部から頭頂部にかけてもジィンとマヒした状態というか、包み上げられた感覚。
これはおそらく、新薬のせいで下痢っぽくなったので、薬局の人と相談した上で夕方1錠だけにしたら、昨日あまり快適な便通がなかったからかも知れない。
ひと晩でアンモニアが溜まってしまったのだ……
これは長いぞぉ。
■とにかくもう少し良くならないと、頭が働しないし、多少働く時があっても、集中力が長続きしない。
あっちをやってたと思ってたらこっちに手を出しといった感じで、しかも多少優先順位医の低い、たとえば領収書の整理(分類するだけだけど)や、途中までやってからぶっ倒れた過去の書類の整理や破棄などにてが回らない。
領収書は書斎の床の隅に直に置いてあるだけだし、ようやく半透明ファイルに分類した生活保護やその他必要書類も、そのファイル自身をしまえば済むのに、それもやる気が出なくて、そのままになってしまっている。
■今日は市役所の生活援護の担当者に電話して、
「とても荷造りとかできる状態じゃありません。台所に立てば台所の、洗面所にたてば洗面所の細かいものまでみんな荷造りするなんてとても気力が出なくて」
と話をすると、この前の担当者(刑事と同じで2人1組になっている)のようにきびしいことは言わず、
「いや引越しと言っても今すぐ必ずというものではなくて、先生とそちらの希望と我々との3者で、なにがいちばんいいか決めていくことですから5
と、すぐにでも大家さんに退去手続きを取ってくださいというのとは明らかに態度が違っていた。
これはその人が職場に長いせいもあるらしいが、つい昨日となりの隣り、同じsyonanのhiratuka市で、担当者が独断で生活保護費を止めてしまい、打ち切られてしまったと思った市民が入院する騒ぎとなったことがテレビで繰り返し報道されていたことも、もしかすると少しは影響があるのかも知れないと思った。
この問題は、窮状を訴えたNPOからの問い合わせで発覚したようである。
hiratuka市の部長がテレビカメラの前にびっぱり出されて、
「二度とこのようなことがないように」
と平謝りしていたが、すぐ並びの市であるからして,、今朝方、丁寧な対応を求めるfujisawa市の部長の訓示でもあったのかも知れない。
朝日新聞やNHKあたりでも、生活保護の不正受給を叩くあまり、生活保護者とみるやすべてうさん臭い人間として扱われる風潮に疑問を呈し始めているが、僕のように昏睡状態に陥ったり、あるいはその他重度の病、母親あるいは父親が病気で働けなくなって、子どもに満足に食べさせてやれない家族だっているのだ。
なにか、どこか一社が叩くと、「うちもやれ」とばかりに叩きまくるマスコミ(特にテレビ)を見ていると、かつて「言葉狩り」でヨーロッパ中世の魔女裁判まがいのことをやっていたことなど思い出してしまう。
どうして日本には、違った意見を言うテレビ局が少ないのか。
新聞ではまだ読売VS朝日、サンケイVS東京新聞など論争をする場ができているが、とにかく視聴率第一のテレビ局は、歴史が浅い分、考えも浅いのかと思ってしまう。
■今日はまた夜になって脳の状態がよくなってきて、膜の感覚がなくなった。
寝る前じゃ遅いんだよ! と言いたいんだけどしょうがないや。
もしかすると数年前に亡くなったスタイリストの重鎮(いろいろと業界のしきたりとか鍛えてくれた)が、晩年咽頭癌にかかり、手術を薦められたが、
「声が出なくなるのはイヤだ」
と抗がん剤が受け付けられるまで試してみたが、結局自宅でモルヒネの錠剤を飲みながら息をひきとったのだが、もしかしたらモルヒネで脳に膜が張る感覚というのは、今の僕と似た症状なのかな……
僕の友人というか昔担当をしていた大妙齢ライターのS女子、昨日吐き気とめまいで仕事の最中にタクシーで帰宅と今日になってメールがあった。
どうしても抜けられない仕事があったので、今日はゴルフの取材をして帰ったところと。
げ。
昨日吐いてたのに仕事してたのか……
彼女はメニエールで悩んでいるのだが、この年になると、やっかいな病気にかかる友人知人がいかに多いことか……
■昨日観た『ピラニア』があまりにもひどくて、消すどころか、,あんまりつまらなすぎくにところが面白くて最後まで観てしまったのだが(^◇^;)、今日は『孫文の義子団』を観ているところ。
これからカンフーのクライマックス。『ピラニア』の数倍おもしろい。
歯を磨きながら、一時停止ボタンを解除。
神さま、明日は頭がすっきりしていますように……