■6/20(木) 断酒960日目 ① 肝臓のクスリとサプリについて少し。
■6時半起床。
昨夜DVDを細切れで観ていたら、終了が1時半になってしまい、あわてて2時に寝たが、完全な睡眠不足。
しかし脳細胞をしめつけてくる膜のようなものは昨日から今朝にかけてまったく下りてこない。
体内のアンモニア濃度が順調に下がっていると思われる。
これから昼まで寝るが、ますます冴えているだろう。
朝食として、
1)炒り豆腐
2)生卵
3)チーズ大さじ2杯
4)もやしのナムル少々
5)オレンジ1個
6)はとむぎ茶
これに加えて、クスリとして
1)タケブロン(胃潰瘍の防止)
2)アミティーザ(便秘の新薬)
3)カルニチン(世間ではカルニチン=痩せるクスリというイメージがあるがそれは偏っている)
4)ラックビー(ただのビフィズス菌。1日3回長期に服用しているが、これだけでは腸内を整えきれなかったと思われる)
5)ウルソ錠(胆汁の出を良くする)
6)ラクツロース(高アンモニア血症の改善薬)
7)ラクトフェリン(友人にもらったサプリ。善玉菌が増えて、効果があるという。
しかし主治医の先生は、これを薦める医者に対して、「赤ちゃんの体重と大人の体重を比較したら、1日3錠なんかじゃ効くわけがない。気休めだ」と否定したとのこと。
http://www.diet-cafe.jp/2009/05/post-564.html)
※なお、サプリをただの民間薬として否定する向きもあるが、一方で健康保険が適用されるようになるとクスリ、適用されなければサプリというだけに過ぎないという意見もある。
たとえば遊離アミノ酸(たんぱく質を構成したり結合したりしないで、独立して体内に存在する)であるオルニチン(しじみに含まれている有名なアミノ酸で、アンモニアをしてくれることで、肝臓の健康を保つことが期待できる)や、シトルリン(スイカから発見された。しなやかな血管を作る)などは、サプリメントとして有効性がほぼ実証されているのに、あくまで健康食品であって、病気をやっつけるものではないから、保険の適用外となっており、これが効くか効かないかわからないサプリと同列に見られるようになってしまう原因となっている。
主治医の先生、
「オルニチンなんて高いサプリを買う必要はないよ」
と聞きもしないのに言っていたということは、裏を返せば効果があるということを知っているということにもなる。
72歳だったの先生がこうしたサプリや、「茸源」(椎茸の菌糸体から作られた液体のサプリ)などの民間治療薬を言下に否定ないで、とりあえず知識として勉強し、わからないことは学会で詳しい医者に聞いてみるという態度に敬服する。
若くても、徳州会病院で「ウルソ錠はC型(ウイルス)肝炎にしか効かない」とのたまわった知識不足、勉強不足の医者は多いから、注意した方がいい。
自分も東邦医大の附属の中学高校に入っていたから、学年の2/3以上が医者の息子であったが、
「こいつに治療されたり手術されるんだったら、死んだ方がマシ」
という同級生がいっぱいいたし(^◇^;)
※なお、主治医の先生(野村喜重郎先生)の著書によれば、
「オレンジには脂肪肝を改善する栄養素であるイノシトールが一番多く含まれています」
とのことなので、もともと大好きだったこともあるし、なるべく食べるようにしている。
水溶性のビタミン様物質で、ビタミンB群の仲間ということで、脂肪肝に対するすばらしい効果から「抗脂肪肝ビタミン」とも呼ばれているそう。
軽度の脂肪肝の患者がイノシトールを3カ月服用したところ、すっかり完治した例もあるのだそうだ。
手軽に飲むには100パーセントのオレンジジュースで、絶対に砂糖などが入っていないものを、1日にコップ1杯程度飲むだけで摂取量はクリアできるそう。
また、コーヒーなどは、体内でイノシトールを多く消費するとうから、積極的にオレンジを摂る方が良いとのことなので、もしかすると僕のオレンジ好きは、コーヒーが大好きでイノシトールが足りなくなってしまうために、体が無言の要求をしているのかも知れない。