✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■6/18(火) ② ちょっと書くのも疲れてきた……

■夕食を終え、新しく追加されたクスリも忘れずにのみ、さてDVDの続きでも見ようと1時間ばかり寝ているうちに爆睡していた。

やはり今日の検査で緊張していたんだろうな……再来週の検査結果がどうあれ。

 

目が覚めたら今日は右のふくらはぎがビクビクッとまるで自分のものではないように痙攣する。

これはすべて肝性脳症からくる症状だったことがはっきりしたので、とにかく脳症を抑える以外に方法がない。

(脳症までいかなくても肝臓の状態が悪ければなるそうだし、糖尿病で足がつる場合もあるそうだし、単なるミネラル不足など複数の原因があるので、悩んでいる人は医者に根本原因を診てもらった方がいい。

しばらくするとおさまってしまうから、ちょっと痛がゆい気がして気分が悪くても、大したことはあるまいと考えがちだと思うが、体の内部からのかなり強いメッセージだと思った方がいい。それによって内臓の疾患が見つかったら見つけモノじゃないだろうか)

もうだんだん検査の過程をひとつひとつ書いて行くのは飽き飽きしてきたので、今後折に触れて書いて行こうと思う。

 

しかしアンモニアの値は先週はかったばかりの血液検査の結果によれば173と飛び抜けて悪い。

基準値が12~66だから、飛び抜けて悪い、つまり体中にアンモニアが運ばれていることになる。

これじゃ脳細胞が膜で包まれたような感覚になったり集中力がまったく続かなかったり、あるいは歩くとすぐに疲れてしまったり、当たり前だろう。

アンモニアを分解できるだけの能力が、僕の肝臓にはないのだ。

先生もぼそっとした声で認めていたけれども、肝臓の数値が優等生的によくなっても、肝硬変で死んでしまった組織が多いから、残りの細胞だけではアミノ酸を吸収したり産生したり、いろんな仕事をしなければならないのに加えて、アンモニアの処理までは手が回らないというのが現実だったのだ。

 

あれほど疲れる疲れると訴えたあと、4月の頭にぶっ倒れて昏睡状態に近くなり、時間の感覚や自分が経っている位置感覚が混乱したり、ちょっと買い物に出ただけで寝込んでしまうほど疲れやすいと訴えていたのに、先生はカルニチン欠乏症を治す治療しかしてこなかったのである。

これはベテラン医師だから逆に陥る見落としだったんじゃないのだろうか。

これだけ名医として遠くから患者が通ってくる専門医でも、こういうことはあるのだなと身に染みた。

 

■簡単に書いてしまうと、イヤなことが重なるというのは、遠く東京にいる知人から心配して電話がかかってきたけれども、娘は友だちに鎌倉行こうと誘われているとかはしゃぐだけだったり、僕の誕生日に泊まりがけで遊びに来るはずだったのが、僕がなにを勘違いしたのか塾の第一学期の終了日が1週間先で(これも脳症がげんいんか?)そのまま1週間ずれ込んでしまったり、比較的近くにいる知人に電話をしても忙しいらしくて生返事しか返って来ずに、「見舞いに行くよ」と言っていたのがわずか1時間でもお茶をする時間はないと社交辞令だったんだなと知ったり(その他にもけっこういっぱい)というようなことがあったということ。

 

しかしそれらを書くとなると、すべて細部まで思い出してしまうから、それもなんだかやめたいなと思って、こちらも折に触れて書く必要がある場合だけでいいやと。

 

まあ、独りで生きていくとなると、楽しいこともたくさんあるのだが、問題は今の僕のように寝込んだりし始めた時。

これは本当につらい。

ちゃんと食べなきゃと思っても料理をする気力がなかったり、とにかく食べる物をと買い物に行ってもレトルトだけになってしまったり、しかもそれらを食べた後の後片付けができなかったりと、今でさえつらいのが、あと10年したらどうなるんだろうとさすがに考えてしまった。

(まあアンモニアがばんばん体中にみなぎって、まったく正常なことを考えられなくなってわけのわからないまま死ぬという手もあるし、僕の母親のようにもっとひどい肝硬変になって、寝ている間にあの世に逝ってしまったという、ガンとかで痛い痛いということなく死んでしまうのも手であろうかという手もあるが…… (-ω-;)

 

ま、いろいろありますね。人生は。

それをまたちょっと第三者的に眺めてみると、それはそれでちょっと面白かったりもしてるんだけど。