✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■4/1(月) 執筆についてのアドバイス。

昨日2年半ぶりに、先輩のご尊顔を拝し、カンパいただいた御礼を述べに伺った。

そこでいろいろアドバイスをいただいたのだが、執筆の仕方として、

 

「執筆途中でわざと作業を中断し、その日を終えてしまう」

 

というやり方があると教えていただいた。

どういうことかというと、

「キリのいいところで文章を終えない」

ということである。

なぜそんなことをしてきたかというと、中途半端なところで文章を終えてしまえば、

「翌日すぐにエンジンがかかる」

からだそうだ。

逆にキリのいいところで終えてしまうと、「書きたい」というエネルギーが弱まってしまう、つまり一種安心してしまうからであると。

 

これには少々驚いた。

例えば村上春樹氏や佐伯泰英氏のように、1日何枚と決めて、ほぼ毎日コンスタントにそれをこなしていくというやり方を、今後きっちり真似してみようと思い、ワープロの設定をしたばかりなのだ(行番号を入れるようにしただけだが……)

「なるほど」

と思う点もある。

「1日たとえ数行でも書き続ける」

ということだけは、極力遵守するようにしてきたのだが、これに通じた部分があるということだ。

しかしあらためて先輩から聞かなければ、気づくことはなかったかも知れない。

 

とはいっても、おおよそ1日何枚書くか把握していなければならないから、それをいちいちメモにとっておくか、あるいはワープロで設定しておくか。

この辺りはつまり、

「アバウトな枚数を書き、決して区切りのいいところまでは書かない」

ということでいいのではなかろうかと思う。

当面それでやってみよう。

 

村上氏、佐伯氏以外にも“職人型”の作家は数多いと思うが、一方には“芸術家型”とでも言ったらいいのか、多分にむら気のあるタイプもいて、先輩も僕も、どちらかと言えば後者の範疇に入るだろう。

一方で、若い作家に多いように見受けられる“職人型”については、素晴らしいとうらやましく思う反面、いつか詰まるんじゃないかなというよけいな心配もしたくなるのだが……それもまた後日かな。

(後日書くことが多すぎて、わからなくなってきてる (-ω-;)