✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■ 10/9日(火) 引越ししようか考え中。

ごみ出しを終えてから、今日も片づけにひと汗。

捨てる捨てる、とっておいた小さなガラス瓶を整理して、使わないと思われるもの、使いにくそうなものをバンバン袋に放り込んだ。

 

続いてベランダを少し片づけ。植物の枯れ枝を捨て、切り、植え替えをしてホウキで掃除。

いらないプランターをぜんぶ捨てたいんだけど、土が入ってるものだから、ごみ出しに出せない。

業者に電話して聞いたら、安い引き取り業者でも5~6千円はかかるとのこと。これはまだ優先順位が低いから後日。

 

さらに本の片づけに移るが、いや、ここばかりはなかなか進まない。

ここに引越しするとき、すでに150冊だか200冊だか、業者に来てもらって買ってもらったから、捨てる物を選ぶのがだんだん難しくなってきている。

今日も雑誌2冊に文庫3冊のみ。

 

しかし体調がよくなってきたから、懸案だったこうしたごみ捨てをやらないと、いつまでたっても部屋が片付かない。

というのは、ここのところちょっと考えていたんだけど、大好きだったここから、引越ししようかなと……

 

もちろん敷金礼金引越し代がかかるから、まだ何年先になるかわからないけど、肝臓がさらに落ち着いて、クスリもほとんど要らないとなってきたら、歯医者もおおよそ終わりそうだし、この地に固執する必要もないかと。

海のそばというのがとても残念だけど、必ずしも湘南だの東京だのにいる必要もない職業だから、出ようと思えば東京に出られる範囲で――たとえばだけど大好きな信州だとか、軽井沢はムリでもその周辺とか、あるいは伊豆の奥の奥とか、直下型地震がこわいけれども東京の直下型地震よりは安心だと思われる三浦半島の山の中とか。

 

ここの家賃と変わらないなら、ぼろぼろの一軒家を借りて自分で手直ししながら、好きに暮らしたい。

小さいころから大好きだった犬を、いちども飼ったことがないので、せめて一生に一匹だけは飼って仲良く暮らしたいし。

もちろんそんなところとなると、車がないと買い物さえどうしようもない状況だろうけど、まだこの年なら運転できるし、むかしと違って宅配が発達してるから、頼んでおけば来てもらえる場所さえ見つかれば問題ないし。

 

海外、たとえばベルギーとかスイスとかフランス、スペインのド田舎に暮らす夢も捨ててはいないけど、何年も先に実現できるぐらいのお金ができたとき、いったい自分はいくつなのかを考えた場合、必ずしも現実的じゃあないと思って。

 

物心ついた時からいろいろあった家庭で育ったし、大人になってからも必ずしも幸せな人生とは言いがたかったから、せめて最期ぐらいは好きに暮らしてみたいなと。

 

もともと人嫌いだからあまり寂しさは感じないし(子どもたちふたりといっぺんに別れたことで落ち込みも激しかったけど、立ち直ったらその分かなり強くなった)、付き合いの必要もない田舎(これは北関東では難しい)を探して、動物に囲まれて暮らしたいなと。

で、その動物たちが寿命をまっとうして最期まで面倒をみて、いちばん最後に自分が逝くとしたら、もうあまり時間が残っていないのだ。

 

どうせここまで放浪したんだ。もうどこへ流れ着いてもかまやしないと、片付けをしながらふと思った。