✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■ 9/14(金) ①朝の細かい疑問。

断酒649日目。

24時半就寝。何度か覚醒してトイレへ。6時半に覚醒して体操スタート。7時半起床。

数年ぶりに首を寝違える。けっこう痛い。

疲れが抜けておらず、おかしな格好のまま、寝返りもしないで寝ていたんだろう。

しかし夢はたくさん見たような気がするのだが。

 

■ 昨夜、途切れ途切れに「その男は静かな隣人」を見ていたら、就寝が遅くなってしまった。

 

■ 以前からそうだったが、テレビを見ていると、最近うわずったかん高い声でしゃべるキャスターやレポーター、天気予報士が増えているような気がする。

お腹のなかからでないことはもちろん、喉ですらなく、頭の中から声が出ているような感じ。なんとなく地に足がついていないというか、落ち着きがなく、ヒステリックにさえ感じる。一生懸命やろうという意識が強すぎるのか。いや、それもあるだろうけれども、自分自身に自信がないからだと思う。自信がないから声がうわずって、頭のてっぺんから声が出てくるのではないだろうか。

街中でマイクを突きつけられた一般人の方が、よほど落ち着いている。

 

■ 以前増加の一途をたどっているように思えた「女性カエル店員」は、ようやく増殖に歯止めがかかったようだ。

この人たちは頭のてっぺんからではなく、声のすべてを口の中で処理する。やや喉側に重心がおかれ、声のつぶれたような、アンドロイドのような声で、

「っらっしゃいませー。どうぞご自由にごらんくださいー」

と、抑揚の感じられないセリフを、一定間隔でずっと繰り返しながら、商品のディプレーをととのえたりしている。文章ではうまく表現できないのだが,その店でなにか見ている時、とっても耳障り。

10秒にいちど「っらしゃいませー」を発声するとして、1分間に6回。1時間で360回。7時間労働とすれば2520回ということになる。あれもまた、一生懸命やっているというアピールなのだろうか。

いっそのこと、エンドレスでテープを流してくれた方が、まだ落ち着く。

 

■ いつからマスコミの記者会見に、社長以下数人がそろって並んで、計算されたタイミングで立ち上がり、

「このたびはまことに申し訳ございませんでした」

とふかぶかと10秒ぐらい頭を下げる企業が増えたのだろう。カシャカシャカシャと連続してストロボが焚かれた後、企業経営者は着席。

よほどの重大事件でないかぎり、記者との質疑応答がおこなわれてお開き。

あの儀式のような謝罪はなんなんだろう。どこかの企業が電通などに対策を依頼して、それが末端の中小企業をとりまく中小広告代理店までマネをし始めたと言うことだろうか。

日本特有のみそぎ? 

なんだか謝罪記者会見まで横並びで、気持ち悪い。

 

■ 記者からの質問状に、

「訴状を見ていないので答えられない」

という広告部等からの回答もみんなそっくり。

じゃあ訴状を見終わるのはいつで、答えられるのはいつですか。と食らいつくマスコミも見たことがない。

次の段階では、

「係争中につきコメントできない」

となるのだが、マスコミの追求はそこまで。

もしかするとこれらのセリフは、

「これでいちおう幕引きとしましょうよ」

という企業とマスコミとの符丁なのかも知れない。

 

■ 9月もはや2週目が終わろうとしている。

そして日本は今日も“型どおり”の日常が動いてゆく。

決められたことを決められたとおりに、そつなく、トラブルを起こさず、トラブルが起きそうな事案は自主規制、自粛で対応し……

マニュアルな人生が強要されるから、日本のビジネスマンは苦しい。

そして僕のようにマニュアルに従わない者は、アウトローと言えばカッコイイが、限りなく反社会的分子としてあつかわれる。

 

今日も穏やかな一日となりますように。